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暮らしのお便り11月号
掲載日:2022年11月01日
旧暦のある暮らし 令和四年 寅年 霜月
やはり、この季節になると、どうしても来年の卯年を意識するようになります。
毎月の初めに、ひと月のざっくりとした予定を立てるのですが、なかなか思う通りには、いきません。
それでもめげずにやる事リストを作っています。
そうする事で少なくとも意識には残っていくのではないかと思っているのです。
師走に向けての、いろんな事も頭の中を駆け巡りますが、そんな時こそ少しゆっくりした気持ちで、最優先事項を書き留めていく時間が必要な気がしています。
はやる気持ちを抑えながら、風を感じたり、鳥のさえずりに耳を傾けたり、秋桜畑を歩いてみたい。
そして、何より大好きな家のことができると、かなり気持ちも落ち着いて仕事にも集中できると思っています。
ようやく夜の時間がゆっくり流れる季節になりました。
今は昼間の慌ただしさから解放される時間を楽しみたい、そんな霜月の候。
一級家事セラピスト 淀川 洋子
~イエノコトは日本の暮らしと 文化を次世代に繋ぎます~
宮本の至福の読書タイム
今月の一冊 「人生論ノート」三木 清 著
遠い昔に図書館で初めて読みましたが二〇一九年の新潮文庫の一〇〇冊に入った時に再読して以来、折に触れページをめくる作品です。
薄い本ですが、書かれている内容は哲学的で、さらっと読める作品ではありません。
何度も読み返しているうちに自分の中に少しずつ落とし込めるようになるのかなと思います。
旅に出ると思索する時間が増えるので私は旅のお供に連れて行きたい本リストの中の一冊にしています。
「個性について」、「旅について」も好きですが、何より「幸福について」が、一番深く心に残ります。(宮本)
やけどした! あわてないで すぐ冷やそう
料理の手伝いをしていて、うっかり熱いお湯を腕にざあっと浴びてしまった。
さあ、やけどをした時に、まずしなければいけないことは、何だっけ。
そう、冷やすことだ。それも、一秒でも早く。
あなたが自分で処置できるように覚えておいてほしい。
腕を水道の蛇口の下に持っていって、流れる水で五分以上冷やそう。
水から離しても、痛みがなくなっていたら、もう冷やさなくてもいいというサインだよ。
もし水ぶくれができたら、破らないこと。その方が、治りが早いからね。
もし、熱した油を浴びたり、頭とか全身とか広い部分をやけどしたりしたら、冷やしながら救急車を呼ぶようにしよう。
きちんと診てもらうと安心だよ。
けがをしたら傷口をきれいに洗おう
では、自転車で転んでひざをすりむいた時には、どうする?
傷口を水できれいに洗って、そのままかさぶたができるのを待つのがいいんだ。
傷口をカバーする専用のばんそうこうも、売っているよね。
包丁ですぱっと切ったなら、さっと傷口を洗って、すぐに上からぎゅっと押さえるようにしよう。
意外に早く傷がふさがるよ。血が止まらないなら、病院に行く方がいいね。
もしもに備えて 応急処置 覚えておく
(辰巳渚『自立のすすめマイルール』)
51%ポジティブのススメ
人には誰でも、ポジティブな面と、ネガティブな面の両方があります。
どちらかが0%で、どちらかが100%という人はいません。
大抵は、51%と49%ぐらいの、ちょっとした違いでしょう。
ところが、そのちょっとの違いが、とんでもない違いを生むことになるとしたら…?
傾いた先へ行けば行くほど、違いが大きく、明確になるとしたら…?
ほんのわずかにネガティブ側に傾いていたとしたら、進んでいく先はネガティブ寄りの未来です。
ところが、ほんのわずかポジティブ側に傾いているだけで、進んでいく先はポジティブ寄りの未来に変わるのです。
100%ポジティブでいる必要はありません。
49%ネガティブな気持ちがあったとしても、51%ポジティブだったら大丈夫!
ネガティブ側に傾いてると気づいたら、意識的に、ちょっとだけポジティブ側に傾きを変えましょう。
珈琲一杯飲んでリラックスする。そんなささやかな行為で、ほんの1%ポジティブ側に傾くことが出来ます。
「まぁ、いいか〜」「なんとかなるさ〜」くらいの感じが大事です。
51%のポジティブを意識して、ほんのちょっとだけポジティブ側に傾いて、毎日をゴキゲンに過ごして参りましょう♪
(黒田☆)