洗濯機の掃除は重曹・クエン酸を活用

掲載日:2016年07月10日

知っていますか?洗濯機は定期的に掃除をする必要があります。「めんどくさそう・・・」と思うかもしれませんが、実は重曹やクエン酸を活用すれば簡単にキレイにできるのです。

今回は、洗濯機を重曹とクエン酸で簡単に掃除する方法についてご紹介します。

洗うための道具を掃除しなければいけない理由は?

8f919a5e331351291479194f336f5fe8_s服を洗うための道具なのに、どうして掃除しなきゃいけないの?と疑問を持つ人もいると思います。たしかに、洗剤を使っているんですから、洗濯のたびに洗浄できていそうなものですが・・・。

実は洗濯物を洗った後の洗濯機は、どんどん汚れが溜まっています。しかも見えない部分=洗濯槽の裏側に汚れが溜まっているのです。

汚れの原因は洗剤や石鹸のカス、洗濯物から落ちた汚れ、水垢などさまざまですが、問題は汚れを栄養にして増殖する黒カビです。

黒カビは洗濯した衣服に付着して、悪臭やアレルギー性皮膚炎を引き起こす原因になります。黒カビの繁殖を防ぐためにも、定期的にキレイにする必要があります。

洗濯機を重曹とクエン酸で掃除する方法

化学洗剤よりも安全なアイテムとして話題になっている重曹とクエン酸。洗濯機の掃除にもしっかり活用することができます。

さっそく、洗濯機の洗浄方法を見ていきましょう。

①部品を外す

部品といっても洗濯機を分解するわけではありません。内蓋や、クズ取り用のフィルターを外すだけです。

②洗濯槽に水を溜める

洗濯槽の満水位置まで水を溜めます。お湯のほうが効果がありますが、お風呂の残り湯は雑菌が含まれている可能性があるので、使わないようにしてください。

③重曹とクエン酸を入れる

クエン酸を100g入れてから、重曹を300g投入します。入れた後、水が泡立ちますが、洗濯機を傷つけることはありません。

④「洗う」を繰り返す

「洗濯」や「洗う」のボタンを押して洗浄します。5分間の「洗う」を3~4回ほど繰り返してください。

⑤一晩置いて、浮いてきた汚れを取り除く

水を抜かずに一晩置いて、浮いてきた汚れを取り除きます。黒いゴミが洗濯槽の裏に付着していた汚れです。

⑥汚れが浮いてこなくなるまで、「洗う」を繰り返す

「洗う→浮いてきた汚れを取り除く」を繰り返してください。

⑦「洗う」「すすぐ」「脱水」を行なう

この工程は、一度ずつで構いません。

まとめ

洗濯機は見えない場所に汚れを溜め込みます。

洗濯槽の裏側で繁殖した黒カビを放っておくと、アレルギーの原因にもなるので、定期的に掃除したほうが良いでしょう。重曹とクエン酸を使えば、手間をかけずに掃除することができます。

ピカピカの洗濯機で洗濯して、快適な衣類を手に入れてくださいね。