テレビを捨てる時のポイント~処分する方法について

掲載日:2016年10月20日

不燃物や粗大ゴミとして廃棄していいのかどうか?リサイクル法が施行されて以降、処分の方法がわからない様々な不用品がいつまでも家の中に鎮座している・・・という状況になっていませんか?

我が家では、テレビもその一つです。

そこで今回は、不用になったテレビを処分したい方へ、捨てる方法とその注意点についてお伝えしますね。

テレビを捨てるには、まず知識! ご存じですか?「リサイクル法」

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再生資源の利用促進のために自動車、建設、食品など様々なリサイクル法が施行されています。中でも家電リサイクル法で対象となるモノは、エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・ 冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目です。

そうです。テレビは「家電リサイクル法」に基づいた処分をしなくてはなりません。捨てる時は、不燃物や粗大ゴミとして廃棄してはいけないモノなのですよ!

リサイクル法についての詳細は、環境省のサイトで確認できますのでご参照くださいね。

http://www.env.go.jp/recycle/recycling/index.html

「家電リサイクル法」って難しい? テレビを捨てるには4つの方法があります

①購入したお店でリサイクル券を購入し引き取ってもらう。
②買替えするお店でリサイクル券を購入し引き取ってもらう。
③住まいの自治体(市区町村)に連絡をしてリサイクル券を購入し、指定の業者に回収してもらう。
④郵便振込方式で料金を支払い、指定の回収場所まで自分で持ち込む。

①と②は、お店によって引き取り方や運搬料金が違いますが、捨てる側にとっては一番簡単な方法ですね。ただし、購入したお店がわかっている、または新しいテレビを買替える場合でないと不可…。ということで非常に残念な結果となってしまいます!

③も、リサイクル料金の他に運搬料金が発生します。

④は、運搬料金が不要な分、自分で持ち込む手間が発生します。費用を惜しむか?手間を惜しむか?ですね。

無許可の業者は絶対に利用しないで!

自治体に連絡したり、リサイクル券を購入したり、リサイクル料金を振込んだり、いずれにしてもテレビを捨てるのってちょっと面倒…。

だからといって、大きなマイクで巡回したり空き地を利用して無料で回収をしているリサイクル業者を「簡単に処分できるから」などという理由で利用するのは、ちょっと待ってください!

リサイクル法対象の家電品を回収するには、必ず自治体の許可が必要です。しかし、無許可で回収を行っている業者もあります。これら無許可の業者に回収されると、適正な処理の確認ができず、後々「不法投棄」をされる危険性があります。

すでに不法投棄は深刻な環境破壊につながっています。「みんな出してるし」「自分一人くらい大丈夫だろう」なんて考えで無許可の業者を利用することは、絶対にやめてくださいね。

まとめ

家電リサイクル法対象品目である「テレビ」を捨てる方法と、その注意点をまとめてみました。

不用なモノを捨てるにもお金と手間と時間がかかる時代です。面倒に感じるかもしれませんが、それが廃棄物の減量や資源の再利用につながっていることを知っておいてくださいね。

テレビに限らずモノを捨てる時には、永い間お世話になった感謝の気持ちを込めて、正しい方法で捨ててあげましょう。