玄関の風水が気になる!方角・インテリア・色・観葉植物などはどうすればいい?

掲載日:2018年08月21日

玄関は外と内をつなぐ場所であり、お客さんも目にする機会が最も多いその家の顔です。

そのため玄関のインテリアに頭を悩ませている人も多いかと思いますが、風水の考えを取り入れてみてはいかがでしょうか。

運気をアップしてくれる風水の考え方を取り入れると、運気が上がるだけではなく機能性もアップします。

この記事では玄関に風水を取り入れる場合の方角・インテリア・色・観葉植物について解説します。

まずはとにかく清潔さが第一

良い運気を呼び込むために最も重要なことは「清潔に保つこと」です。

玄関には外から持ち込まれる砂や泥、ゴミなどが多いので頻繁に掃除するようにしましょう。

また下足箱の中も掃除して、汚れが溜まらないようにします。

梅雨時など湿気が溜まりやすい時期は特にカビなどが繁殖しないようにこまめなお手入れが重要です。

傘立ても晴れた日は玄関の外に出して乾燥させるなど、玄関に置いたままにしないでこまめに動かして清潔さを保ちましょう。

傘立てだけではなく、他の置物類も同様にホコリが積もったままにならないようにこまめに掃除しておきます。

玄関のインテリアのポイント3選

玄関の風水でおさえておきたいポイントは3つあります。何に気をつければいいのか、具体的に解説していきます。

明るくする

運気をアップさせる良い気は暗いところには寄りつきません。

玄関が暗いと運気も下がってしまいますので、玄関の照明には注意しましょう。

電球が切れたままになっているという状態にならないように注意します。

もともとの照明だけでは明るさが足りない場合は、間接照明など暖かみのある灯りを取り入れましょう。

良い香りを保つ

においには人の気持ちを左右する力があるように、運気にも影響を与えます。

くさいと不快な気分になるだけではなく運気も下がってしまいます。

反対に良い香りがすると気持ちが和やかになり、運気も上がります。

生花など自然な香りがするものが玄関にはおすすめですが、手入れに自信がない場合は芳香剤や消臭剤でも効果があります。

できれば入れ物にはこだわって、ドラッグストアなどで買ってきたままを置くのではなく玄関の雰囲気に合った器に入れ替えて使用しましょう。

色に悩んだら白色がベターです。

鏡を置く

鏡は風水の考えでは気を増幅するラッキーアイテムです。

玄関に置いておくと引き込んだ良い運気をアップさせることができます。

また出かける前の身だしなみチェックに鏡があると大活躍します。

その他にも鏡があることで空間が広く見える効果もあり、玄関に鏡があると運気を上げる上でも実用性の面でも安心できます。

配置するときは右側か左側のどちらかに置きましょう。

正面や両側に配置すると、良い気が反射され外に流れ出してしまいます。

玄関の方角ごとに最適なカラーをご紹介

玄関の方角を見る場合、家の中心を起点としてそこから玄関を見たときのどの方角になるのかで判断します。

方角ごとに相性の良いインテリアカラーがありますのでご紹介します。

北向き

暖かみのある色が適しています。

おすすめはアイボリーやピンク系です。

北の方角は「水の気」があり、悪い物を流し清浄にする一方で冷えやすいという欠点があります。

暖かみのある色を配置することで冷えすぎを予防できます。

壁紙や壁に飾る絵などをこの色合いにそろえるだけではなく、例えば額縁を波をイメージさせるように高低差をつけて並べて飾るなど動きを出すことで気の停滞を防ぐことができます。

東向き

さわやかさを感じる色が適しています。

おすすめは水色や青色です。東の方角は太陽が昇る位置ということから「若さ」や「発展」、「木の気」を意味しています。

これらの象徴と相性が良いのは「水の気」を象徴する青色系統になります。

南向き

南向きの玄関には黄緑色が最適です。

黄緑色には自然の気が宿ると考えられており、「火の気」をもつ南の方角の力を程よく抑えるのにぴったりです。

ごちゃごちゃと玄関飾りをおくよりはシンプルにまとめた方が似合います。

西向き

明るい色が適しています。

おすすめは黄色やピンク色です。

西の方角は風水では「金運」を示すため、金運をアップさせる黄色やお金を連想させるようなゴージャスなインテリアにしておくと金運アップの効果も期待できます。

玄関に観葉植物を置くメリットと注意点

玄関に自然のものをおくと、生命力があふれ良い運気を引き込むことができます。

観葉植物は手入れも簡単な上、空気を正常に保ってくれるので玄関に置くにはぴったりです。

さらに観葉植物の中には「太陽」「水」「大地」の3つの自然のパワーが含まれているため、良い運気ももたらしてくれます。

様々な種類の観葉植物がありますが、それぞれに呼び込むことができる気の種類が異なると考えられています。

たとえば葉っぱがとがったドラセナやヒイラギは厄除けになります。

葉っぱが丸いベンジャミンやガジュマルは金運アップの効果や人間関係に調和をもたらします。

幸福の木やポトスは空気清浄の効果があるので玄関にぴったりです。

観葉植物の大きさと運気アップの効果に関係はありませんので、玄関の広さに適した大きさのものを置くようにしましょう。

注意したいことは、観葉植物を植える入れ物についてです。

プラスティックは避け、陶器や籐の入れ物もしくは鉢カバーを使用しましょう。

プラスティックのままだとせっかくの自然のエネルギーが阻害されてしまいます。

風水上玄関でやってはいけないこと

風水の観点からみて玄関のインテリアでやってはいけない事を3つご紹介します。

靴や物の出しっ放し

玄関に靴や自転車、ベビーカーなど置きっ放しの家は多いかと思います。

しかし見た目が汚く整理整頓もされていない玄関は風水の考えでは気を下げてしまいます。

それにお客様を迎える空間ではないですよね。

靴は下足箱に片付けるように習慣づけ、玄関を物置代わりに使用しないようにしましょう。

置物は吟味する

玄関に飾りを置いているおうちは多いです。

しかしぬいぐるみや人形は風水の考えでは気を吸収する物です。

せっかく良い気を引き込んでも吸収されてしまっては意味がありません。

残念ですが、別の場所に飾りましょう。

特にイヌの飾りは引き込んだ気を吸収するばかりかケンカする関係性にあるので注意が必要です。

死んだ植物は飾らない

ドライフラワーやブリザーブドフラワーなどのアートフラワーが人気ですが、風水の考えではこれらは「死んだ植物」となります。

「死」は陰の気をもつものなので、玄関に置いておくと運気が下がる原因になると見なされます。

さらに玄関から他の部屋へと陰の気が流れ込んでしまい、他の部屋の運気も下がります。

飾るのであれば生花にして、枯れないようにこまめにお手入れをしましょう。

まとめ

風水は環境を整えることで運気をアップさせるという考えで、その歴史は古く中国では学問として確立しています。

日本に入ってきたのは6世紀頃だと考えられており、聖徳太子も風水に基づいて様々な環境整備を行ったという伝説が残されています。

単なる験担ぎではなく、風水には実用的な面もあり玄関のインテリアを整える参考にもってこいです。

「これで運気が上がるかも」と楽しみながら取り入れてみるのがおすすめです。