空き家の活用方法とリノベーションについて

掲載日:2018年03月08日

総務省より発表された「全国の空き家件数」は820万個を超え、日本の総住宅数の約14パーセントを占めているという発表がありました。今後も、増えていくだろうという試算がされおり、今後ますます空き家の活用方法について考えていく時代になると予想されます。

空き家をリノベーションして活用する

先日、弊社がご相談させていただいたお客様は、現在は関東に在住されており、そこでの生活基盤が整っているため、こちらに戻ってくるという予定はない・・・しかし、ご実家が弊社の近くにあり、両親を看取った後、実家が空き家になってしまい固定資産税もバカにならず、管理も難しく、実家を手放すかどうするかというお話しでございました。

空き家の立地条件もよく、建物もしっかりしておりましたので、そのまま空き家をリノベーションをして賃貸で貸し出すというということになり、弊社でお手伝いをさせていただきました。

もう一つのケースは、商店街にあった住居兼店舗お店だった空き家・・・意外とこのような空き家を探されている方は多くおられます。開店資金をできるだけ抑えたいけれど、内装にはこだわりたいからと自分の好きなようにリノベーションして新たにお店として活用する。

空き家は様々な形態で活用することが可能なのです。このように、空き家を有効的に活用したいというご依頼も、ここ最近増えてきております。

空き家を賃貸として貸す場合

不動産会社などに相談する方法もありますが、最近は自治体が担当窓口となって動いてくれいるところもあります。自治体が仲介してくれれば、見知らぬ土地で知らない会社という不安要素が解決されます。また、自治体によっては空き家対策で補助金が支払われるケースもありますので確認しておきましょう。

放置する?管理する?

親・・・そして自分が生まれ育った家。今はまだ何も考えられないという人もおられるかもしれません。もしかしたら戻ってくるかもしれない・・・しかし誰も住んでいない空き家は、どうしても老朽化が加速します。とりあえず今は様子を見ておきたいというときは管理代行業者に依頼するのもよいでしょう。何もしないで放置するのは一番よくありません。

まとめ

空き家問題はこれから急速に加速すると言われています。知恵を出して活用すれば、収益物件にもなりうるのです。空き家といえども立派な財産です、有効利用したいものです。お困りの方がおられましたらぜひご相談くださいませ