遺品整理士とは?どのような仕事内容なのか説明します

掲載日:2016年07月31日

みなさんは「遺品整理士」という資格があるのご存知ですか?中には聞きなれない人もいることでしょう。遺品整理士はどのような仕事をする人なのでしょうか?今日はちょっと遺品整理士についてお話をさせていただきたいと思います。

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遺品整理士とは

「一般社団法人遺品整理士認定協会」が設立した認定試験に合格した人が遺品整理士になれます。まずは「一般社団法人遺品整理士認定協会」のホームページから申し込みをした後、自宅に教材が届きます。それを使って2か月間講義を受けないといけません。講義受講後はレポートの提出、その後合否の通知が届きます。合格の場合は所定の認定手続きを行ってようやく認定証書が発行されます。
受講料は25000円。会費は2000円だそうです。
遺品整理士に認定されると遺品整理不正防止情報センターに登録ができ仕事の斡旋もしてもらえます。この登録は遺品整理士の資格がないと登録ができないそうで、各業界からの求人も年々増えてきているそうです。

余談になるのですが「遺品整理士」とは別に「遺品査定士」という資格もあるそうです。こちらは遺品の買取などに査定と買取についての専門知識及び法律等に関する知識を身に着けた方だそうです。

「遺品整理士」「遺品査定士」は国家資格ではなく共に民間の資格になります。

遺品整理士はどのような仕事をするのでしょうか?

文字の通り遺品の整理を行うのが主な仕事です。家族のみなさんがスムーズに安心して、また家族の気持ちもしっかりと尊重したうえで遺品整理を行います。遺品の整理だけではなく供養や部屋の掃除から不用品の処分相続等に関する法律などしっかりとした知識も備わっております。慌てて整理したら遺産相続の対象でのちに裁判沙汰になってしまったというような話もよくある話です。そのような私たちではわからないことも事前にきめ細やかに対応してくれます。
映画や書籍の影響で遺品整理業者というものが急激に脚光を浴びたため、いろいろな業者がふえています。その影響で知識に乏しい人が遺品整理の仕事を行いトラブルが増えている現状があります。その現状を打破するために「遺品整理士」が質の高い遺品整理を行うのです。

まとめ

遺品整理を行う際いろいろと戸惑うことも出てくると思います。その時に専門家の質の高い遺品整理士にお願いすることで前に進むことがきっとできるはずです。遺品整理士のお仕事は本当に奥深いお仕事だと思います。