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暮らしのお便り12月号
掲載日:2022年12月01日
旧暦のある暮らし 令和四年 寅年 師走
令和四年寅年も暦が最終ページになりました。
気がつけば一日は、あっという間に過ぎていきます。
今のところみんな元気で、この年も越えられそうなことに、まずは心から感謝しています。
幼かった頃の師走は、思い出もたくさんありました。
大掃除では畳を剥がした時に、お金が落ちていれば大はしゃぎし、障子は紙を剥がした後、凍えるように冷たい水の中で枠を一生懸命洗ったこと。
クリスマスには毎年、父が小さな木を準備してくれて手作りのツリーを飾ったこと。
お餅つきでは、あんこをつまみ食いし、大みそかには夜遅くまで母がおせちを作っていた姿も忘れられません。
そんなたくさんの思い出が、「幸せな空間の記憶」の積み重ねだと感じられる師走です。
お正月には田舎に大勢で集まれそうで、かるたやトランプ、羽子板なんかで盛り上がるのも楽しみです。
そんな寅年師走の候。
~イエノコトは日本の暮らしと文化を次世代に繋ぎます~
宮本の至福の読書タイム
今月の一冊 「新解さんの読み方」夏石 鈴子著
以前読んだ、赤瀬川原平氏の「新解さんの謎」の続編にあたる本書は、知る人ぞ知る他の辞書とは一線を画している三省堂の新明解国語辞典第五版の独特の語釈について語られています。新解さんとは新明解国語辞典の愛称です。
私の新明解国語辞典との出合いは学生時代に遡りますが、哀しいかな処分してしまい、それからかなりの時を経て、電子辞書を手にした時に第六版と出合いました。
しかし、紙でなくては言葉から言葉へと誘なわれる楽しみが半減してしまいます。
当時、第七版の特装青版が出ていると知り、迷いに迷って買ったら、程なくして第八版が発売され…。
結局、第七版との語釈の違いが気になって仕方なくなり、第八版も特装青版を買ってしまいました。
幸い、来年の春には孫が小学生になるので、第八版は彼にプレゼントしていつか二人で、語釈について熱く語れる日を楽しみにしようと秘かに目論んでいるところです。
読めば新明解国語辞典で、いろんな言葉を調べてみたくなる一冊です。
お正月が来る 新年の神様をお迎えする準備を
もうすぐお正月。大掃除は済んだかな。お母さんはお正月のごちそうを、たくさん準備してくれているかな。
ところで、お正月は新しい一年を迎える行事だよね。昔の日本では、お正月には新年の神様がやって来ると考えていた。
だから、新しい年の「歳神様」が来るのをお迎えする行事でもあったんだ。
それで、神様に通っていただけるように玄関を掃除したり、門松やしめ縄をはって印にしたりするわけだ。
鏡餅も、ただの飾りじゃない。丸いお餅は魂を表していて、神様へのお供えでもあるんだね。
興味を持つと、お手伝いも楽しい
行事ですることや、飾るものには、いろいろな意味がある。
ふつうにしていると気が付かないことでも、ちょっと興味を持つと、おもしろいことがたくさんあるはずだよ。
大みそかには、新年の神様を迎える用意をするつもりで、あなたが玄関や家の前を掃除してみたらどうだろう。
おせち料理の準備を手伝いながら、 「昆布はなんで食べるの?」 って聞いてみよう。
きっと、今までよりもすがすがしい気持ちで、お正月を迎えられると思うよ。
(辰巳渚『自立のすすめマイルール』)
師も走る慌ただしい年の瀬ですが、そんなときこそ、ゆっくり来年の抱負でも考えてみませんか?
来年がより良い年となりますよう、小林正観さんの言葉を皆様に贈ります♪
『運命好転12条』~小林正観~
1.さわやかであること。
お金や勝ち負けにこだわらずに、美しく生きる人を神様は応援する。
2.幸せを口にすること
「私ほど幸せな人はいない」と、言い続ける 人は幸せになる。
3.素直であること
「だって」や「でも」と切り返さず、黙って受け入れる生き方。
4.誠実であること
示された善意や好意を受け入れ、それに応える人間関係。
5.掃除をすること
神様はきれい好き。居場所がないとすぐに出て行ってしまう。
6.笑うこと
魂が穢れ、迷い、問題を抱えている時こそ笑ってしまおう。
7.感謝すること
「ありがとう」の言葉が、全てを味方にし、人生を楽にする。
8.人に喜ばれること
人間には「喜ばれると嬉しい」という特別な本能がある。
9.言葉を愛すること
「ありがとう」といえば、「ありがとう」と言いたくなる現象が降ってくる。
10.おまかせすること
自分の思い持たない。自分で自分の人生を勝手に決めこまない。
11.投げかけること
投げかけたものが返ってくる。投げかけないものは返ってこない。
12.食生活
お金があるかないかで生活スタイルを変えずに、普通のものを普通に食べる。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ♪
(黒田☆)
暮らしメモも併せてごらんください。↓