片付けられない自分に落ち込まない

掲載日:2021年09月19日

なんで私、できないんだろう。

 

子どもがまだ小さい頃の話。

 

ふきんを毎晩 鍋で煮沸したい。

朝ごはんに手作りパンを焼きたい。

ぬか床を手入れしたい。

 

理想の暮らし。理想のワタシ。

 

 

しかし!

 

現実はそれどころではなかった。

仕事をしながらの子育て。毎日が、修業。

 

パン焼き機は埃をかぶり、

ぬか床は全く世話をしなくなった。

子どもの世話で大変なのに ぬか床の世話どころではない。

 

そんな時、

ママ友にお呼ばれされて行ったら、

家は片付いていて、素敵な料理がたくさん。

子どももうちよりしっかりしている。

なんで!?

なんで私はできないんだろう。

と、鬱々とした日を過ごしていました。

 

 

 

 

 

今じゃなくていい

 

あるとき、

「なんで石田さんは そんなに人と比べるの?」と言われてから、

ちょっと考え方が変わってきました。

 

他人と比べるんじゃなくて、どうしても比べたいなら、昨日の自分と比べなさい。

 

これを言われてから 少し楽になった気がします。

 

それに、「できない自分に落ち込む」のではなく 考え方を変えて、

 

「今は忙しくてできないから、いつかできる私になりたいな~

    今じゃなくてもいいや!

と、考えを変えたら、すーーーっと楽になりました。

 

 

私の幸せの原風景は、母がふきんを鍋で煮沸する風景。

憧れだった。

ふきんを1日の終わりに3~4枚煮て、干す生活をやりたい。

 

でも、今じゃない。

 

そういう生活、落ち着いたらするんだ♪

 

と、考えをちょっと変えてみると、

毎日がちょっと楽しくなるんじゃないかな と思います。

 

 

 

石田 ひろみ(1級家事セラピスト)

高3の娘、 中2の息子の母。 私自身、 もともと片づけがとても苦手でした。 暮らしのイライラを断ち切りたくて家事セラピストの講座を受けたところ、 家がだんだん整いはじめ、 気持ちもゆったりしてきました。 そんなことを伝えたくて活動しています。