モノ と 暮らし ~家族にイライラするのも自分次第~

掲載日:2021年10月17日

文句はすぐ言える

 

昔は全く家事をしなかった旦那 。

でも色々とすったもんだして、

今は旦那や家族への声のかけ方、自分の心の持ち方が変わったことで

接し方が変わり、皆で家事をする空気になったし、

ピリピリが減って、まあまあ穏やかに過ごせるようになりました。

そんなお話をして行こうと思います。

 

 

ある日、旦那が買い物に行ってくれるということで

キッチンペーパーとポン酢、ピエトロドレッシングをお願いしました。

 

旦那も後から私に「なんでこれ買ってきたん?」と小言を言われるのは嫌なので

「どれがいいと?」と聞いてくれるわけです。

なので「キッチンペーパーは薄いのじゃなくて分厚いのね」など細かくお願いしました。

そうしたら、旦那さん、コストコで全部1.5倍から2倍くらいのものを買ってきたのでした。

物は合ってる。でもそんなにいらない。

むしろ「こっちの方がお得でしょ?」と得意げな旦那。

お得なのは分かっとう。

でもこの大容量のポン酢、いつ使い切るん?

キッチンペーパーどこに置くん?

 

 

昔の私だったら、ここで文句言ってたり、

もう次は頼まないでおこう、などと

家事を自分で抱え込んだりしていました。

でも、それじゃ誰も楽しくないし幸せじゃないなって思ったんです。

 

文句はすぐ言える。

でもそのまま自分の気持ちをストレートにドーンと言ってしまうと、喧嘩になる。

旦那も、

せっかく買ってきたのにもう二度と買ってくるか!

となってしまいます。

結局、大きいのは嫌、というのはある意味私の勝手であって、

言わないと相手は分かりません。

それに、旦那の「こっちがお得」という気持ちを踏みにじるわけにもいきません。

なので、言い方を変えて

「大きいの、お得かもしれんけど、ちょっと飽きるね☆」など、

『ちょっとずつ』これは嫌なんだ

というのを伝えるようにしました。

 

 

 

 

余裕がないと、できないかもしれない。

でも、一呼吸置く。

相手の行動を、尊重する。

文句はすぐ言えるんだけど、すぐ言わない。

すぐには上手くいかないけれど、

やっぱりお母さんがイライラしていると、家族もピリピリしてしまう。

そんなのはいやだから、ちょっとだけ心がけてみる。

そうしたら、

結局、自分も楽になったのでした。

 

 

 

 

石田 ひろみ(1級家事セラピスト)

高3の娘、 中2の息子の母。 私自身、 もともと片づけがとても苦手でした。 暮らしのイライラを断ち切りたくて家事セラピストの講座を受けたところ、 家がだんだん整いはじめ、 気持ちもゆったりしてきました。 そんなことを伝えたくて活動しています。