遺品整理の時期はいつが適切なの?

掲載日:2016年07月31日

大切な家族や親族を亡くした時、葬儀や法要などでドタバタしてあっという間に月日が流れていきます。落ち着いたと思ったら次に考えないといけないのは遺品の整理です。故人が賃貸に住居を構えておられた場合は部屋の引き渡しなど早急に遺品整理を始めないといけないのでしょうが・・・自宅の場合、自宅を解体・売却等しないのであればいつまでにということがないのでなかなか手につかないという場合が多いそうです。遺品整理の時期はいつが適切なのでしょうか?

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遺品整理の時期のタイミングとは?

ここまでの時期までにかならず遺品整理をして片付けましょうという決まりがあるわけでもないわけですから、急ぐことはありません。まだ故人との別れとの悲しみが癒えていない時期に遺品整理を行っては時間ばかりかかって適切な決断もできず後悔してしまうことも多いそうです。遺品整理とは故人の「生きた証」と向き合う時間でもあるのです。故人との思い出の中で日々過ごしたいという人もいることでしょう。それは間違えでもありません。遺品整理の時期のタイミングはあなたの心の中にあるのです。

ひとつの目安として

そういいつつもなかなか決断するのは難しいものです。故人と別れた後には「葬儀」「四十九日」「一回忌」「三回忌」とあわただしく過ぎていきます。そういう法要などの節目に遺品整理を始めるのもいいのではないでしょうか?法要は生きている人間が前に進むための儀式ともいわれています。遺品整理も生きている人間が前に進むための整理だと考えます。忌中や喪中の時期にはしない方がいいのではと思われる方もおられるでしょうがダメということでもありません。
また遺産相続等がある場合は遺産相続前に勝手に遺品を整理するのは後々トラブルの元となりますので、遺産相続がすべて完了した後に遺品の整理を始めましょう。ただ注意しておきたいこととして、亡くなってから10ヶ月以上経過してしまうと相続税がかかるものには重加算税がかかってきます。相続税が発生するものはなるべく早い時期に整理しましょう。遺品整理を業者に依頼する際は費用は財産分与の対象ともなりますので相続対象の親族に確認しておきましょう。

まとめ

遺品整理の時期は「自分たちで決める」ことがとても大切です。遺品整理することによってあなた自身の心の整理もできるはずです。遺品整理が自分たちでは難しいのであれば無理をせずに業者などに依頼するなどしましょう。