『自立のすすめ』お客さまがおいでになったら 「お茶を出す係」やってみよう

掲載日:2021年01月16日

お客さまがおいでになったら 「お茶を出す係」やってみよう

あなたが休みの日や夜で家 にいる時、お父さんやお母さんにお客さまが来ること、あるだろうか。

あなたも顔を知っている仲よしのおばさん、お父さんの会社の人だというおじさん。

お客さまが来たら、「こんにちは」とあいさつすることくらい、やってるよね。

「何年生ですか」と聞かれたら、はきはき「四年生です」などと返事をしているよね。

そんなあなたに、一歩進んだ技を身につけてほしい。

それは、お茶をお出しすること。

 

お客さまの方から見て右がお菓子、左にお茶

お茶の入れ方、お盆の持ち方はお母さんに教えてもらおう。

ポイントは、お客さまに「いらっしゃいませ」とあいさつし、

お菓子(右側)、お茶(左側)の順番に前に並べること。

ちょっとあらたまったお客さまなら、最後に「どうぞごゆっくり」「失礼します」などとあいさつして下がる(出て行く)といい。

きちんとおもてなしできるのは大人への入り口。

だからかな、昔から家に来た人への「お運び」は子どもの役目になっていたらしいよ。

お母さんに「やりたい」って言ってみて。

やりとげたら、とても気分がいいはずだ。

『自立のすすめ』マイルール 著 辰巳渚より