- イエノコト HOME
- コラム記事一覧
- 暮らしのお便り11月号
暮らしのお便り11月号
掲載日:2024年11月01日
旧暦のある暮らし 令和六年 辰年 霜月
例年にない長い夏が、神無月の後半まで続き、紅葉が気になるところです。
また衣替えと言う季節の暮らしごとが、とても遠くに感じる近年になってきました。
そんな10月は、国が定める住生活月間で、いつもよりたくさんの場所で終活のお話をさせていただきました。
持たされすぎた物を次世代に譲り渡すこともままならないこの時代です。
小さく豊かに暮らすための、「しあわせの生前整理」にチャレンジしていただいて、毎日少しだけ継続する事ができたら、きっと小さく豊かな暮らしが手に入るのだと思っています。
物を手放す事は心の痛みが伴います。
だからこそご一緒に、暮らしを整えたいと思う、令和6年11月霜月の候。
~イエノコトは日本の暮らしと文化を次世代に繋ぎます~
10月12、13日、一泊二日の家出塾無事終了しました。
歳の違う子どもたちが6人集まり、いつか訪れる家を出るその日のための、一人前になる練習の日。
自分で、全部やってみる。知らない人と、一緒に「暮らし」てみる。
家出塾ではそんな、「一人前=自立」の練習をしました。
また、普段なかなか体験できない、本物のお茶室でのお茶事体験。
藤丸の、藤丸阿弥先生による季節のお茶とお菓子の講座。
お茶室にどうやって入るのか、所作やお道具、お菓子の意味など、とっても良い体験になりました。
帰る頃には、心なしか少し大人の顔に。1日では、もちろん全部ができるようにはなりません。
これから自分で考え、たくましく生きていくためのきっかけに、今回の家出塾がなりますように。
ゲーム していい?決めるのはあなただ
お母さんと「ゲームは一日一時間」と約束しているとする。
私はもう一時間しちゃったけれど、弟は今からゲームを始めるらしい。
いいなあ。そんな時、ついこう言っていないだろうか。
「お母さん、私もゲーム、してもいい?」
お母さんは、あなたが一時間しちゃっていることを知っている。
だから、「もうだめよ」と言うに決まっている。
でも、「なんで~」とか、くいさがりたくなる。さて、お母さんが、うっかり「いいよ」と言ったら、どうする?
ラッキー!かな。
誰かが「いいよ」と言ってくれる?
あなたはまだ、子どもだ。
だから、お父さんやお母さんが、していいこと、してはいけないことを決めてくれる。
だから、「~していい?」って聞くことが多いと思う。
「おやつ、食べていい?」「テレビ、もっと見ていい?」「何時までなら、起きてもいい?」……。
でも、それだけでいいのかな。自分で自分のことを、決められないのかな。将来、なりたい仕事が見つかった時、あなたは「映画監督になってもいい?」って聞くだろうか?
きっと、「私、映画監督になる」と伝えるだろう。
そして、なりたい気持ちを説明するんじゃないかな。
『大人になっても、迷ったり決められないことは沢山ある。周りに相談をしながら、最後は自分で考えて決める!自分で決めるってすごく勇気がいるけれど、大きな強さに変わっていくんだと思います(山本)』
(辰巳渚『自立のすすめマイルール』)
番外編☆ソウルごはん
韓国の夏(7月渡韓)といったら、コングクス。
ということで東大門にある有名なコングクス屋さんへ。
濃厚だけどさっぱりしていて最高!
絹ごし豆腐と豆乳、ピーナッツバター、ゴマ、砂糖と塩、そうめんで作れます。
レシピは動画へ☆
イエノコト韓国語講座は月に2回月曜日17時半から19時まで、イエノコトでやっています☆
『嫌い、嫌い』も『好き』のうち
恋愛感情ではなくても『好きな人』『嫌いな人』というのは誰にでも存在します。
『あの人嫌いだ』と思っている人ほど、その人に対して関心を持っているわけで、『嫌い』の感情の裏側に何かしら引っかかる部分があるってこと。
それが、自分のコンプレックスをくすぐったり、妬みだったりする場合は、『あの人のようになりたい』という、自分の声に蓋をしているのかも…。
『嫌い』ではなく『羨ましい』という感情に気付いたら、一旦『嫌い』の感情を手放して、その人の真似をしてみましょう。
すると、自分の理想の姿に近づくためのヒントが得られるかもしれません。
恋愛にしろ、なんにしろ、『好き』『嫌い』の感情が現れたら、その感情を素直に味わって、まずは自分の本心と素直にお付き合いしましょう♪
冬のイベント