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置きっぱなしは 戻す場所を 見直してみよう
掲載日:2023年07月07日
定位置を決めよう
小さく豊かに暮らすとは、「自分にとって暮らしやすい丁度いい量で暮らしがほどよく回っていること」。
そして、自分にとって暮らしやすい丁度いい量で暮らしを回す状態にするには、どうしたらよいのでしょうか?そのポイントは、
・定位置
・定量
・捨てる
を、ほどよく行っていくこと、とお伝えしてきました。
そのうち前回は、小さく豊かに暮らす基本となる「自分にとってちょうどいい量になるモノの捨て方」についてお話しました。今回は、
・なんだか家がすっきりしない
・いつも家族が置きっぱなしにして怒っている
・モノが気づいたら多くなってしまう
人、必見!「定位置」の決め方についてお話したいと思います。
モノには住所が必要
そもそも、家の中にモノがあるということは、モノが家の中に入ってくる、というところから始まります。
その時に、例えば「鍵置き場はココ」「郵便物はココ」といったように、モノに住所がないと、すぐに散らかってしまいます。
観察してみよう
家の中を見回してみて、モノがいつも置きっぱなしになっていたり、散らかっている場所をみてみて、次の3つに分けてみましょう。
①戻す場所が決まっていない
②戻す場所は決まっているのに戻っていない
③戻っているけど物が多すぎて溢れている
①戻す場所=定位置がない場合は、定位置を作りましょう。
また、②戻す場所は決まっているけど、いつも元に戻らず別の場所に置きっぱなしになっている場合は、定位置を見直してみましょう。
定位置を決めるポイントは、「使う場」にすること。
つまり、「使いやすい場所」「戻しやすい場所」にすることです。
例えば石田家は元々パジャマの定位置を洗面台から離れたクローゼットにしていましたが、子ども達はクローゼットに戻すのが面倒くさくて、ソファーに置きっぱなしにしていました。
そこで定位置を洗面所に変えたら上手くいくようになりました。
パジャマはクローゼット、文房具は文具入れといった、自分にとって「当たり前」だと思い込んでいるルールを、使いにくいなら変えてしまうことで、驚くほど片付くようになります。
黒田家の定位置例
一度この機会に、いつも置きっぱなしになっているモノの定位置を、是非見つめ直してみてくださいね!
③戻っているけどモノが多すぎて溢れている場合
定位置は使う場所にあるのに、なんだかうまくいかない!
モノがあふれていたり、パンパンで戻しにくい場合は、量を見直しましょう!
量をどのくらいにしたらいいかという「定量」のお話は、また次回!