子育て メモ ~ お手伝い させたいけど…~

掲載日:2021年10月30日

自分でやった方がそりゃ早いけど…

 

ちょっと前の私。

お手伝いは 子供のためにも やらせた方が良いとは分かっていても、

教えたり 見守ったりと 結局時間がかかるから、

お手伝いをさせる余裕なんかない。

 

 

 

一方で、

自分に余裕がなくなってくると

なんで家族の中で自分だけが、という思いになって、

「ちょっと手伝ってよ!」と怒って言ってしまう。

普段手伝わせていないのだから、

言われた家族はたまったもんじゃない。

そして、空気が悪くなって自己嫌悪に陥る。

あ~、こんなつもりじゃないのになぁ…と、繰り返す日々でした。

 

 

ママは料理教室の先生ではない

 

お手伝いさせようとすると、

1から全部教えないといけないから、

そんな時間ないから無理!と思い込んでいた私。

 

でも、全部やらせなくても一部だけでもいい、ということに気がついてから、

スッとお手伝いの声掛けができるようになりました。

 

例えば、

「お味噌溶いといて」とか、

「ちょっと今、手が離せないからこれ洗って」など。

 

私たちは、

ただ “家のママ” であって、家庭科や料理の先生じゃない。

夕食の作り方を完璧に1から10まで全部教えなくてもいいんです。

 

子どもたちは、

お味噌の溶かし方や、

料理をしながら手が空いたら洗い物をしておくといい

ということを、

分部分のお手伝いで徐々に覚えていけば、

いざ自分だけでやるときに自然と手が動くようになります。

 

今では 小学生3年生の末っ子も、パパも、

晩御飯で自分が使った食器は自分で洗うようになりました。

“一気に” じゃなくて、少しだけでもいい

と考え方を変えただけで、自分も楽になったのでした。

 

山本 祥子(2級家事セラピスト)

 中3の男子、中1・小3の女子のママ。
趣味は 韓国ドラマを見ること.。好きな言葉は「大丈夫!!」。