空き家の無償譲渡のメリットとデメリットについて

掲載日:2018年03月20日

空き家が無償譲渡で手に入るとしたら・・・あなたはどうしますか?とはいえ、いろいろとメリットデメリットあるようです。タダより高いものはないとも・・・よく言いますよね。今日はそんな0円で空き家を手に入れるそんなお話をしたいと思います。

空き家の無償譲渡とは?

総務省の調べによりますと、今、全国では、およそ800万戸をこえる空き家があるといわれており、12年後の、2030年には2500万を超えるとも言われています。人が長年住んでいない空き家を所持しているだけでも、しっかりと固定資産税などはかかってきますので、使い道のない空き家をどうにかしたいという所有者の苦肉の策・・・なのです。

また、このような空き家の斡旋は自治体が斡旋している場合もあります。その際は「年齢制限」や「家族」であること、他にも「地域の行事に率先して参加する事」など自治体の「人口増加」「地域活性化」を目的としているためにそのような条件が付くこともあるようです。

面白いところでは空き家に居住したらお礼金が出る自治体もあるそうです。

無償といっても

なので空き家の立地条件はいいとは言えない場所にあることも多く、豪雪地帯や過疎地で就職先なども少なかったりします。タダにはタダなりのしっかりと「理由」があることを理解しておきましょう。

ほとんどの空き家は、修繕を余儀なくされることが多いです。DIYが得意な人は問題ないのかもしれませんが、水回りなどの設備の老朽化は覚悟しておく必要があります。耐震性も基準を満たしてない場合もあります。せっかく空き家を手に入れたものの、修繕費があれこれかかり思った以上の金額になったというケースもあります。

また、無料で譲渡されても贈与税がかかります。いくら査定で価値がないと査定されても固定資産税はかかってきます。後々トラブルにならないように空き家物件のある自治体や税務署などにしっかりと相談する事をおすすめします。

こうあげてみると意外とあれこれ出費がありますね。丸々すべてダタというわけではないので無料という言葉の意味をしっかりと理解しておきましょう。

まとめ

もし今、あなたが「夢の田舎暮らし」を思い描いているのであれば、空き家の無償譲渡というのはとても魅力的だと思います。しかしそこに飛び込む前には現地の方々の生活状況などしっかり把握しましょう。いざ住んでみても生活が成り立たなくなることもありうるかもしれません。

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